バイオフィリアは、世界中のワークプレイス内で身近な話題となりました。建築家、インテリアデザイナー、そして製品メーカーとして、私たちが常に問い続けているのは、「ワークプレイスは、私たちと外の自然界とのつながりを強く、深くするために、どのように貢献することができるのか?」そして「外の世界をオフィス内へと取り入れるにはどうすればよいのか?」という問いです。
Claudia Zanfi氏は、この問いに関連する複数のアイデアを持っています。Zanfi氏をご紹介する前に、まずは彼女が強い関心を傾ける「蜂」について詳しく見てみましょう。
ミツバチは食糧や蓄えとなるものを探す達人です。ミツバチ以外の花粉媒介者(送粉者)は食糧源の特定に特化していますが、ミツバチは陽気な美食家で、大自然の中を食べ歩きするかのように自然界の様々な場所から花蜜や花粉を集めます。そして彼らがバラエティ豊かな花々から集めたものはグループプロジェクトとも呼べる共有の場所へと集められ、コミュニティ全体に利益をもたらします。
Claudia Zanfi氏はこの点に深く共感しています。彼女は蜂の巣のような無数の規律の中にデザインインスピレーションを見つけてきました。Zanfi氏はデザインエキスパートの他に、美術史家、 写真アーカイブ『BILL OWENS』のキュレター、非営利団体GREEN ISLAND MILANOのディレクター、ガーデンデザイナー・植物コンサルタント、ミラノとロンドンにある大学の客員教授、SWARM創設者、写真家・アーティスト・デザイナー・植物学者など多様な分野にわたって活躍する女性グループの一員、そして養蜂家など、様々な顔を持っています。
こうした多岐にわたる経験は、人間と自然との対話におけるユニークな見解を彼女にもたらしました。ワークプレイスにさらに多くの自然を取り入れる方法を追い求めている私たちにとって、Zanfi氏はまさにインスピレーションの巣と呼べる存在です。
私たちは彼女のインスタレーション作品である『SECRET GARDEN』を訪れ、蜂やデザイン、人間と自然間の対話についてお話を伺いました。