1940年代- 1948年、インダストリアルアート(工業芸術/技術)の教師であったG.W. Haworthは、木製のおもちゃを製作していた自宅の工作室から卒業し、ミシガンのホーランドに最初の製造工場を建設し始めました。両親の生涯の貯蓄10,000ドルを借り受け、G.W.はModern Productsを設立しました。企業が初めて生産した製品はネクタイ用のラックやシューズラック等でした。
1950年代- 1951年、フリーランスのセールスマンがバンクスタイルのパーティションのスケッチをデトロイトにあるUnited Auto Workersの本社に宣伝した際、G.W.のフロアから天井まで続く可動式壁への進出が実現しました。こうして、50年代末を迎える前にModern Partitions, Inc.が設立されたのです。
1960年代- G.W.の息子Dickは、1969年に兵役から帰還し、製品製造と新しい製品開発の責任を引き受けました。彼の目標はオフィスモジュールシステムを開発することでした。Dickは1994年から2009年の間、会社を率います。そして、その後は彼の息子であるMatthewがその責任を引き継いでいます。
1970年代— 1976年、Modern PartitionはHaworth, Inc.へと改名され、同年Dick Haworthがパネルを事前配線する方法を考案し、オープンプランオフィスシステム以降、最も革新的なワークプレイス製品大半の特許を取得しました。そして、Haworth International, Inc.はオフィスインテリアシステムの製造とマーケティングを可能にするための国際免許取得を目的として設立されました。
1980年— ショールームは北米の18都市と世界の4か所のロケーションでオープンまたは改修されました。ヘイワースは世界的に成長し、戦略的な拡大を展開。ヨーロッパと北米内の企業15社を買収し、セールスとディーラーネットワーク拡大を目的としてアジアに支店建設を行いました。そして、ヨーロッパ内に製造プロセスを追加することによって、ヘイワースは多国籍企業となりました。
1990年代- Matthew Haworthはディーラーアソシエートとして正式にチームに参加し、企業内で事業に携わるヘイワース家の3代目となりました。1992年、ヘイワースはISO 9001基準を満たす初のオフィス家具製造企業となりました。製造は中国の上海での生産とともに拡大しています。
2000年代- ヘイワースはフリーアクセスフロアと可動式壁を市場にリリースし、ビジネスニーズに順応するフロア全体の包括的な見解を提供するオーガニック・ワークプレイス戦略を発表しました。サステナブルな方針を実施する企業のリーダーとして、ヘイワースは米国内のすべての製造施設で埋め立てごみゼロを達成するとともに、新しい本社ビルを含むショールームでLEED認証を取得しています。
2020年— 製造技術とイノベーションの歴史の上に設立されたヘイワースは、400件にも及ぶ特許を取得し、世界中にインスピレーションを与える空間を創造し、これからも新たなマイルストーンを築き続けていきます。