クラシックなトレンドセッター

Giulio Cappelliniは新たな自分を常に追求する不屈の精神と好奇心を原動力としてデザインに取り組んでいます。

Giulio氏本人の言葉によれば、「新しいこと、発見して興奮すること、そして新たに知り合うべき人々や知識は、いつでも存在します。」 第1級のトレンドセッターであるGiulio氏は、自らの名を冠するブランドにより、そして当分野のその他有力ブランドのアートディレクターとして、コンテンポラリーデザインに対する独自の見解を表現しています。 

人物
彼の最も意欲的なプロジェクトというべき会社により、Giulio氏はデザインにおけるグローバルリーダーとなり、また若いプロフェッショナルのスカウトとして全世界に認められる存在となりました。

彼の仕事は、そのデザインと同じように整い、洗練されたものです。Giulio氏はクラシックな装いをまとい、アクセサリーを好みます。彼のジャケットのポケットにポケットチーフが入っていない日はありません。彼の1日はミルクティーからはじまり、エスプレッソで終わります。そして、旅行が大好きです。彼にとって最も重要な食事は夕食です。それは、最もリラックスできる時間だからです。

作品
Cappelliniの製品はどこか生活感があり、どこか軽さがあり、しばしばユーモラスでありながらダイナミックなソリューションを提供しています。Giulio氏は感情を揺さぶる折衷的な製品により自らの情熱を作品のアートとデザインに吹き込みます。 

「特にプロトタイプに着手するとき、描く作業がとても重要です」とGiulioは言います。Giulio氏は書籍と旅行の土産物に囲まれた白いデスクで、オフィスチェアに座って仕事をします。そして、（機械に頼らず）手描きで仕事を進めます。

「今は、多くのことにテクノロジーが応用されていますが、自分自身の手を使い、製品に触れることを忘れてはいけません。」
Giulio Cappellini
アートディレクター兼デザイナー

家具とファッション
Work from Anywhere環境により、自宅で、公園で、またはレストランでも仕事をすることができます。Giulio氏によれば、「なるべく余分なものを省いた、空間に溶け込むような雰囲気を創ること」がこの新たなデザイン時代の目指す場所だということです。 

Cappelliniのコレクションは、新しいトレンドやはるか彼方の才能を取り込むことで知られており、ポップなファッション、テクノロジー、丸でも四角でもない曲線が生むアメーバフォームとミニマリズムが共存します。Patricia UrquiolaによるLud’oラウンジチェアは単なる家具というカテゴリーを超えて、ファッションの世界へと踏み込む画期的なデザインです。

デザインポイントであるパッド加工のキルトカバーは、アームチェアをジャケットのように包み込み、好みやシーズンに合わせて気軽にスタイルチェンジすることができます。リサイクルを意識した素材を用い、椅子全体がリサイクル可能で、これはアップサイクリングのお手本ともいうべきものであり、また、素材に新たな価値を与えます。