プロジェクトの全容は、ESAイタリア本部12号館の新しい耐震基準に従った解体と再建、そして新しい働き方を提供できる完全再構築が織り込まれていました。
建物の建築だけでなく空間計画、インテリアデザイン、ワークスタイルの進化を実現する主旨も含まれていました。新しいデザインコンセプトはLEED認定(グリーンビルディングの認証プログラム)取得という同機関の取り組みを強く意識したもので、プロジェクトはサステナブルな家具と素材を使用して実施されました。
以前のデザインは個人スペースとワークプレイスを基盤としていましたが、クライアントは職場環境内のすべての最先端イノベーションに対応できる、実験的なスペースを創造することを望んでいました。このパイロットプロジェクトの成功は、Esa-Esrinでの将来の開発に影響を与えました。14号館は2021年の全面改装に向けて施工中です。