ケーススタディ

Aurecon

デジタルトランスフォーメーションがビジネスや働き方に多大な影響を与え続けるため、世界をリードする先見性のある企業は「サービスとしてのワークプレイス (WaaS)」モデルへとシフトしていきました。

ロケーション

Brisbane, Australia

「わが家に勝るところなし」

ソリューション

デジタルトランスフォーメーションがビジネスや働き方に多大な影響を与え続けるため、世界をリードする先見性のある企業は「サービスとしてのワークプレイス (WaaS)」モデルへとシフトしていきました。 

ワークプレイスは、業績とユーザーエクスペリエンスの向上を目的とした道具としてテクノロジーとモノのインターネット(IoT)を利用しています。WaaSは、目的に合わせて設計されたアクティビティベースの環境で、従業員が自由に働き方や作業場所を選択できるようにするものです。この環境は、従業員がよりクリエイティブかつ協調的に作業できるようサポートするだけではなく、自身が得意としている分野を伸ばす後押しをします。

革新的なエンジニアサービスを提供する世界大手として、Aureconはブリスベンオフィスのデザイン改革へと乗り出しました。目指したのは人々のインスピレーションを刺激し、心身の健やかさと生産性を向上するオフィス環境づくりです。

ヘイワースはAureconがワークプレイスの未来に向けて踏み出した新たな試みに貢献できることを大変嬉しく光栄に思い、プロジェクト、戦略、サポートパートナーとして2年間共にデザイン作成に取り組みました。

Aureconが構想していたのは、よりコミュニケーションを促し、ユーザーエクスペリエンスとモジュールアジリティを促進するようなアジャイルな職場の創造でした。プランのひとつは、クライアント接客エリア(1階)を従業員の健康への取り組みにも使うことができるようにするというものでした。

「わが家に勝るところなし」をテーマとし、Aureconは、従業員が自分の仕事を誇りに思えるような新しいスペースを作りたいと考えていました。1階は従業員が友人や家族を招いて、気後れすることなく自分らしくいられる場所にしようと考えました。

ヘイワースはAureconのコンセプトを物理的な方法で説明できるような体験を提供しました。「サービスとしてのワークプレイス」モデルの背景には、段階を踏んだワークプレイスのコンセプトがあります。これは「依頼すれば終わり」というプロジェクトではありませんでした。ソリューションは常にフレキシブルで測定が可能、そしてモジュール式で組織と共に育ち、将来の変化に対応できるものでなければなりませんでした。

ソリューションをワークショップする

ワークプレイスをサービスにするという目的のために避けられない同社のワークプレイス計画は、まず仕事内容と組織内の様々な役割を理解することから始まりました。その目的のためにも、

ファニチャーコンサルタント業務、空間戦略、CX、プロジェクト管理、コンセプト考案サービスなど幅広いサービスを提供するためにヘイワースはAurecon、インテリア設計会社Woods Bagotと緊密な連携のもと作業を進めました。

まず、予算内でどのようにAureconのビジョンを実現できるか計画を立てるために、広範な調査セッション、ワークショップ、マッピング・エクササイズを行いました。設計スタジオセッション、空間戦略コンサルテーションを重ね、従業員がどのように空間と什器を使っているか評価し、実際の彼らの働き方を支援するためフロアの動線を探りました。

ヘイワースの「オーガニックスペース」理念では、アジャイルなスペースを定義、測定、再定義することで組織の柔軟性を最大限にできると主張しています。  スペースの妥当性、利用、適応性を再評価するのに必要なデータをAurecon に提供するため、複数のタッチポイントを分析しました。

改善を重ねるワークプレイスにはフレキシブルな什器の選択が必要です。ヘイワースは6,500㎡のプロジェクトのために実時間測定ができる什器を調達し、Aureconが将来のエンゲージメントを追跡し、必要に応じて什器を
調整できるようにしました。

センサーが空間利用に関するデータを蓄積し、空間利用をさらに最適化するための作業パターンや行動に関するアクショナブル・インフォメーションを提供してくれます。調達什器:

また、Aureconの予算に合わせるため、既存の建具を薄くカットしてヘイワースデザインの特注シェルフユニットに作り替えました。

スマート・ファーニチャーの概念は柔軟性の追加とともに機能的多様性を再現します。例として、カスタマイズ可能なモジュラー曲線のRiverbendは長椅子として使用可能ですが、より機敏なモジュール式で用いられます。将来のフロアプランは実際の企業の運営スタイルを反映するために「リアルタイム」で迅速に対応、順応が可能となります。

最後に、オフィス内へ変更を適応するプロセスは能力が試されるポイントでもあります。Aureconの管理プロセスの変更をサポートするため、ヘイワースはワークプレイス戦略ワークショップを開催し、従業員と経営陣が新しい空間デザインと企業文化を最大限に活用できるようにしました。また、私たちはクライアントエクスペリエンスのジャーニーマップを作成し、従業員を新しいオフィス空間へと案内しました。

世界、業界初のライブWaaSオペレーター

Aureconの1階は、コラボレーション、共創、革新、発展を実現する21世紀の空間をデザインする術を披露するショーケースとなっています。そしてこれは従業員の幸福度を向上し、ベストなパフォーマンスをサポートする優れた空間とともにグローバルなワークプレイス革新へと導きます。

特別に指定されたベランダはカジュアルなコラボレーションスペースを生み出しています。「ホームゾーン」はチーム全体が集まり、意見を出し合い、連携し合うことができる拡張エリアを提供します。ホスピタリティエリアはリテールパートナーシップを特徴とし、ラウンジフロアにカフェスタイルを提供します。フルタイム体制のバリスタのおかげで、従業員たちはカジュアルなミーティングのためにわざわざオフィスを出る必要がなくなりました。

空間は分析に基づき、生き生きと活気に満ちています。ヘイワースは3年間におよぶ調査を実施し、各環境設定が生み出す影響をリアルタイムにデータ化しました。この調査はワークプレイスの拡張、縮小、転換が必要だと感じられる際に、オフィス環境を再考し向上させる力をAureconに与えました。

志を同じくする革新的な企業とパートナーシップを結ぶことは、企業内での空間把握の方法に新たなアプローチを見つけ出す機会をもたらし、飛躍的な成長を続ける業界最大手に相応しい真のWaaS環境実現に成功しました。

Aureconの新しいワークプレイスは個人をサポートし、世界でも類を見ない素晴らしい体験を提供しています。そして、この発展プロセスにおいて重要な役割を果たすことができたことを、ヘイワースは誇りに思っています。